Home > 透析患者さんへ > 当院の治療実績

透析患者さんへ

当院の治療実績

透析医療の自主機能評価指標

透析医療の自主機能評価指標

当院の治療成績(2019.12月末)

透析時間

日本透析医学会の統計調査では4時間透析と比較し、それより時間が長いほど死亡リスクが低下すると報告されています。
当院では、長時間透析(18時間以上/週)を行っている患者さんが多いことが特徴です。夜間、寝ている間に行う深夜長時間透析や日中の6時間透析など長時間透析を推進しております。

透析時間

透析量(spKT/V)

1回の透析治療できれいにした血液量の指標です。日本透析医学会の統計調査で0.9〜1.2 の死亡リスクを基準とした場合、0.6〜0.9で2.4倍、0.3〜0.6で13.7倍に上昇するという報告もあります。
同学会のガイドラインでは1.2以上は最低限確保すべきで、目標として1.4以上が推奨されおり、当院でも同様に1.4以上を目標にしています。
当院では長時間透析(18時間以上/週)を推進しているため、2.0以上となる患者さんが多いことが特徴です。

透析量(spKT/V)

体重減少率

1回の透析治療で除去した水分の割合です。透析患者さんの水分管理の指標として用います。
(透析前体重-透析後体重/透析前体重×100)
4-6%を超えると死亡リスクが大きくなるという報告があります。
(グラフは中2日の体重減少量です。)

体重減少率

%クレアチニン産生速度

透析歴が2年以上の同性かつ同年齢の非糖尿病の透析患者の平均の内因性クレアチニン産生速度に対する比率で、全身の筋肉量を反映していると言われおり、100%を越えて大きくなるほど死亡のリスクは小さくなると報告されています。

%クレアチニン産生速度

nPCR(標準化タンパク異化率)

体重1kgあたり1日に産生される尿素窒素の量で、食事におけるタンパク摂取量を反映します。0.9~1.1g/kg/dayを基準として低いと死亡リスクが上昇すると報告されています。

nPCR(標準化タンパク異化率)

透析前リン濃度

慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の管理項目の1つで、日本透析医学会のガイドラインでは3.5~6.0mg/dLが推奨されています。

透析前リン濃度

透析前アルブミン濃度

栄養状態の指標として用いられます。3.5g/dLを下回って低い患者では、透析前アルブミン濃度が低いほど死亡リスクが高くなると報告されています。

透析前アルブミン濃度

透析前ヘモグロビン濃度

貧血の指標として用いられます。透析患者さんの管理目標値は10~12g/dLが推奨されています。

透析前ヘモグロビン濃度

CKD-MBDガイドライン管理目標値の達成度

CKD-MBD(慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常)の管理目標値の達成度です。
ガイドラインでは①リン濃度→②補正Ca濃度→③intact-PTHの順に管理することが推奨されています。

CKD-MBDガイドライン管理目標値の達成度

患者背景(2019.12月末)

患者数 415人
男性:308人女性:107人
平均年齢
男性:62.9歳女性:69.3歳平均:64.5歳
透析歴(全国平均)
5年未満
42.9(47.5)%
5年以上10年未満
22.2(24.8)%
10年以上15年未満
15.2(12.5)%
15年以上20年未満
8.2(6.8)%
20年以上25年未満
5.8(3.9)%
25年以上
5.8(4.5)%

主要原疾患(全国平均)
糖尿病性腎症
37.3(39)%
慢性糸球体腎炎
18.1(26.8)%
腎硬化症
9.4(10.8)%
多発性嚢胞腎
5.8(3.6)%
慢性腎盂腎炎
0.5(0.6)%
急速進行性糸球体腎炎
0.5(0.9)%
SLE腎炎
0(0.6)%
不明
6.5(10.7)%
全国平均
透析医学会統計調査委員会(2018年12月31日現在)より

作成:臨床工学課