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放射線科

放射線科の特色

放射線科は医師の指示のもと、画像診断機器を用いた検査を行い患者さんの診断治療のサポートをしています。
医師へ診断価値の高い良質な画像提供を心がけ 当日の臨時検査に関してもほぼ受入れを行っています。

主な医療機器および画像診断装置

一般X線撮影装置

一般X線撮影装置(コニカ AeroDR)

胸部、腹部、全身のX線撮影は、デジタル化により被ばく低減や画質向上がされています。

MRI装置(シーメンス MAGNETOM Aera 1.5T)

MRI装置(シーメンス MAGNETOM Aera 1.5T)

MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入る事により、脳、脊椎、臓器、関節、血管などの情報を得ています。当院MRI検査は全身検査対応で、筒の部分がワイドボアデザインとショートガントリにより、開放的な検査環境になっています。

X線CT装置

CT装置(シーメンス SOMATOM Edge Plus)

高速スキャンにより一回の息止めで広い範囲が撮影可能で、被ばく低減技術により従来より低い放射線量で撮影できるようになっています。また体内に金属がある患者さんでも画像処理により金属間部分の画質向上がされています。

超音波診断装置(エコー)

超音波診断装置(エコー)(キヤノン Aplio i800)

超音波を発生、受信する聴診器のようなものを体に当てながら内蔵の様子を観察するため、放射線被ばくも無く簡単に行えます。 当院のエコー装置は、血管の血流状態やCTでの造影剤アレルギー又は腎臓機能の悪い患者さんにも使用できる造影エコー検査が行えます。また、従来より性能向上し、肝臓癌治療のガイドとしても使用しています。

連続血管撮影装置(DSA)

連続血管撮影装置(DSA)(フィリップス Allura Xper FD)

造影剤を使用し血管の状態を連続的に撮影し病変の診断をします。FPD(フラットパネルディテクタ)搭載により高画質な撮影、被ばく低減がなされ、当院では透析患者さんの血管狭窄部位を広げる血管拡張術などで主に使用しています。

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)(エダップ I sys)

体外で発生させた衝撃波を集束させ、腎臓や尿管の結石につたえ砂状に破砕します。砂状になった結石は尿とともに排出されるため、手術を行うことなく1時間程度の日帰り治療で行えます。

X線透視装置

X線透視装置(キヤノン ZEXIRA)

胃透視、注腸、大腸ファイバー、ドレナージなど様々な検査においてX線透視を用います。寝台が上下するため患者さんの昇降も容易に行えます。

X線骨密度測定装置(デキサ)

X線骨密度測定装置(デキサ)(HOLOGIC Horizon A)

当院では、全身(体組成)、腰椎(正面、側面)、前腕骨、大腿骨の測定が可能です。
骨密度にプラスして骨質評価を行う事により、骨粗しょう症の診断に使用しています。

放射線科の取り組み

医療安全に努め事故を未然に防ぐための、医療機器の日常点検と定期的な保守点検の実施

当日予約外検査の受入れ体制整備

●患者さんの検査時間、待ち時間短縮

●患者さんの被ばく線量低減

●地域連携室を窓口とする高度医療機器共同利用推進

近年の医療技術の進歩により放射線科の専門性と役割は増大しています。
患者さんに安全で質の高い医療を提供できるよう取り組みを続けていきます。