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消化器外科

消化器外科の特色

当院の外科は、一般外科の診療に加え、肝臓外科、腎不全外科にも力を入れています。癌に対する外来化学療法も行っています。また、癌終末期の患者さんに対する緩和医療も行っています。
手術は30年以上の経験を有する外科医師によって行われています。必要な医療器材を積極的に導入して手術を行っています。

消化器外科部長 小竹 克博
消化器外科の特色

腹腔鏡手術の様子
消化器外科の特色

手術室の医療器材(電気メス、マイクロ波メス、超音波メス、超音波外科吸引装置、ベッセルシーリングシステム、超音波診断装置、3D内視鏡システム、エアシール、麻酔器)

消化器外科の特色

対象疾患

鼠径ヘルニア、消化管良性・悪性疾患(イレウス、虫垂炎、憩室炎、胃癌、大腸癌など)の手術から、肝臓・胆道・膵臓(胆石症、肝膿瘍、肝癌、胆管癌、膵癌など)の手術まで行っています。

検査・治療

腹腔鏡を使用した低侵襲手術も取り入れています。腹腔鏡手術には、高精細な4K画質モニターと最新の3D内視鏡システムが使用されており、正確で安全な手術が可能となっています(下図)。
肝腫瘍に対する肝切除術と、ラジオ波・マイクロ波による焼灼術、肝動脈化学塞栓術などの治療を患者さんの症状にあわせて選択しています。

3D内視鏡システム イメージ画像
3D内視鏡システム イメージ画像

3D映像の仕組み

人間は、右目と左目でわずかにアングルが異なる映像を見ています。肉眼で奥行きを認識できるのは、脳がこの2つの映像を合成しているからです。3D映像の仕組みも、脳の合成を利用したものです。モニターに右目用の映像と左目用の映像を表示。3Dメガネの右目レンズは右目用の映像だけを、左目レンズは左目用の映像だけを透します。これを脳が合成するため、奥行きを認識できるのです。

3D内視鏡システムを用いた手術の様子
3D内視鏡システムを用いた手術の様子

実績

平成26年4月から令和5年6月までに施術された手術術式

・腹腔鏡手術

腹腔鏡下胃全摘出術 腹腔鏡下幽門側胃切除術 腹腔鏡下胃空腸吻合術 腹腔鏡下結腸切除術 腹腔鏡下直腸低位前方切除術 腹腔鏡下直腸切断術 腹腔鏡下虫垂切除術 腹腔鏡下回腸人工肛門造設術 腹腔鏡下肝嚢胞開窓術 腹腔鏡下胆嚢摘出術 腹腔鏡下イレウス手術 腹腔鏡下腹壁瘢痕ヘルニア手術 腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術

・開腹手術

胃全摘出術 幽門側胃切除術 小腸切除術 虫垂切除術 結腸切除術 直腸低位前方切除術 腹会陰式直腸切断術 骨盤内臓全摘出術 拡大肝左葉切除術 肝右葉切除術 肝後区域切除術 肝外側区域切除術 肝亜区域切除術 肝部分切除術 胆嚢摘出術 総胆管切石術 膵頭十二指腸切除術 膵体尾部切除術 膵中央分節切除術 胃膵嚢胞吻合術 脾摘血行郭清術 脾摘出術 人工肛門造設術 人工肛門閉鎖術 大網充填術 イレウス手術 腹壁瘢痕ヘルニア根治術 人工肛門傍ヘルニア根治術 臍ヘルニア根治術

・その他

鼠径ヘルニア根治術 痔瘻根治術 痔核根治術

スタッフ紹介

小山寛一(こやま ひろいち) 副院長

小竹克博(こたけ かつひろ) 消化器外科部長

  • 経歴
    名古屋大学大学院にて博士号取得、愛知医科大学(特任准教授)を経て現職に至る
  • 資格等
    外科学会専門医
    消化器外科学会専門医
    肝胆膵外科学会評議員
    日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    日本臨床外科学会評議員

施設認定

外科専門医制度関連施設

外来担当医表

●受付開始時間:8:00~  
●外来予約受付:052-451-1541
診療時間
9:00~12:00 - - 小竹克博 小竹克博 - -

患者さんへ

患者さん及びご家族に分かりやすく説明し治療法を決めて頂くインフォームドコンセントを重視して、納得のいく医療を受けて頂けるよう心掛けています。

連携医療機関へのメッセージ

・瀬田クリニックグループの連携医療機関として、がん治療としての免疫細胞治療を行っています。
・緩和ケアチームを組織し、緩和医療に取り組んでいます。
・短期間での手術調整が可能です。