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各教室のご案内

集団調理実習

増子記念病院 臨床栄養課では、「健康の保持・増進、疾病の進展防止・回復、栄養状態を良好にすること」を目的に様々な栄養サポートを提供しています。特に、集団調理実習には積極的に取り組んでおり、入院・外来患者様、ご家族様を対象に予約制で行っています。対象疾患は「腎不全保存期食、血液透析食、肝臓病食、糖尿病食」です。
調理実習では、実際に作って食べることで、難しい食事管理も具体的な方法として、ご理解頂けると考えています。また、当院の調理実習は疾病別のサポートチームと連携しており、治療の相談、不安や疑問など、医師を中心とする多職種へ相談することもできます。1回の参加者は10名前後の小人数制で開催しています。そのため、どんな些細なことでも、相談しやすい環境となっています。
各集団調理実習の特徴、日程は下記をご覧ください。

  • 腎不全保存期 調理実習(ますわ会)の開催の様子
  • 調理実習
  • 調理実習
  • 腎不全保存期 調理実習(ますわ会)料理の例
  • 調理実習
  • 調理実習

腎不全保存期 調理実習(ますわ会)

昭和48年(1973年)より、調理実習を通じて、食事療法だけでなく腎不全保存期に対する正しい知識を幅広く提供し、健康的に保存期を長く継続して頂くことを目的に、発足しました。調理実習では、「たんぱく・塩分制限、エネルギー補給」を3本柱とした食事を一緒に作り、実際の食材やボリューム、味付けを体験して頂くことが特徴となります。
実際の食事を体験して頂くことで、日々の食生活に反映しやすく、毎日の食事管理が実践しやすくなります。また、不安を抱える同じような境遇の患者さんと接することで、闘病意欲を維持することにも繋がります。
また、この会は、医師を中心とした腎臓病サポートチームが運営しているため、毎月、管理栄養士以外の各専門職種から腎臓病に関する様々なミニレクチャーを受けることもできます。例えば、将来、いざという時に困らないための準備として、腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)に関する正しい情報を得ることができます。

糖尿病 調理実習(あゆみ会)

あゆみ会は、糖尿病の患者さんやその家族も加わって行なわれるチーム医療の調理実習です。糖尿病を正しく理解し、糖尿病の合併症(網膜症、腎症、神経障害)進行を予防します。食事療法は、①食事量を知り守る②3食決まった時間に均等にとる③夜遅くに食べない④繊維質(野菜)を多く先に食べることが、基本になります。
当院の調理実習は、昭和48年(1973年)に患者さんの思いから立ち上げました。入院中は、いいけど退院したら何を食べていいかわからないという、食べることに困る医療相談が多かったことから、食事の必要性、調理体験のできる場として調理実習室が、できました。
調理実習をすることで料理のレパートリーが増え、実行できる食事療法につながります。また、続けることで、食事量や不規則になりがちな生活を見直す、きっかけになります。今では、患者さん同士の仲間意識がめばえ、病院に来るのが楽しみと喜ばれています。

血液透析 調理実習(透析食を楽しむ会)

この会は、「透析患者さんが食事を作って食べることを通じて、透析の食事療法や生活面を楽しく学び、患者同士が励まし合いながら、長く安定した透析生活を送れること」を目的として発足しました。患者さんの「こんなものが食べてみたい」という希望に寄り添い、和・洋・中からエスニック料理や麺類、丼物など、バラエティ豊かなメニューで、“透析食を楽しむこと”ができる会の運営を目指しています。
奇数月は、金曜日、偶数月は、土曜日に開催しており、透析治療を行わない曜日(1回/2ヶ月)に参加して頂けます。患者さん本人だけではなく、ご家族の方でも参加可能です。
管理栄養士だけではなく、看護師・薬剤師・理学療法士・言語聴覚士・臨床工学技士など、各専門職種も講師として参加しており、気になることは、気軽に質問することできます。

肝臓病 食事会(肝臓食を学ぶ会)

肝臓にやさしい食事を召し上がって頂きながら、肝臓病に関する様々な情報を提供し、楽しく理解を深めて頂くことを目的としています。
食事内容は、栄養バランス食を基本に、塩分や鉄分を考慮した献立で、調理好きの看護師と管理栄養士が毎回楽しく、一生懸命作っています。栄養面だけでなく、料理の見た目や美味しさも大切にしています。実際に食事を作る会ではございませんが、材料や作り方のコツ等を丁寧に説明しますので、普段料理をする方も、されない方も楽しんで頂ける会です。これまでも男女問わず幅広い年代の方に、参加していただいています。 また、この会は、医師を中心とした肝臓病サポートチームが運営しているため、管理栄養士以外の各専門職種から肝臓病に関する様々なミニレクチャーを受けることもできます。